citypopショート小説 【雨は嘘つき】
お店の看板を消しドアを開けると
「お疲れ様」と彼が待っていた
外は土砂降りの雨
彼が持っている傘は一本だけ
肩が触れそうで触れない距離を、並んで歩く
タクシー乗り場直前で彼の足が止まった
どうしたの?と彼の方を向き気づいてしまう
彼の左肩だけ、色が変わるほど濡れていた
「肩・・濡れてます・・ごめんなさい」
「何が? 行こっか タクシーに乗れなくなる」
下手な嘘ね
タクシー乗り場は深夜遅くの平日で混んでいないもの
私を押し込みドアが閉まる。窓越しに、彼の唇が動く。
――着いたら、連絡して。
返事なんて、一度もくれないくせに。
それでも私はポケベルを握りしめ寝た
あの人の昼間に、私はいない。
それなのに、濡れた肩ひとつで、また好きにさせるの
終末は店に来ない彼
そしていつもタクシー乗り場手前で一瞬何か言いたげに足を止める彼
嫌いで好き・・
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AM0:00のPlaylist オリジナル歌詞5曲
貴方にも越えられない一線の恋 ありましたか?
【mirrorボールに口づけを】 歌詞
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ペパーミントの夜風が髪をすり抜けてく
ショーウィンドウのルージュ
鮮やかすぎるかしら?
タクシー乗り場 遠く眺めて
最後のカクテル 一気に飲み干した
「お嬢さん」なんてからかわれても
背伸びたヒール痛む足も隠したまま
子供じゃないこと証明したくて
あなたを見つめてた
凍りつくネオンサイン
ベルベットのカーテン
降ろせは午前2時
店の匂いとあなたの残り香が
混ざりあう合うフロア
マティーニの氷が溶ける音だけが
胸に響いてる
Mirror Mirror ガラスの向こう
泣きそうな瞳で微笑んでる
リップで描いたレッド・ハート
愛の形なんて知りたくなかった
今夜だけは嘘でもいいから
サヨナラのかわりに口づけをしてよ
永遠なんていらない 今夜を抱きしめて
【指輪の約束】 歌詞
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午前0時のネオン街のエレベーター
閉まるドアの隙間に投げたウインク
マニキュアの剝がれを隠すように
華奢なバッグを強く握りしめ
「また連絡するよ」の軽いリップサービス
ダイヤのプレゼントより欲しいのは
あなたの日常に映る私
部屋に帰る背中を見て送るだけなら
あ~指輪なんていらないの
キラキラとシャンパンの泡消えるみたいに
私たちの秘密も溶けてゆく
大人びたドレスを脱ぎ捨てて
寂しがり屋に戻る
背伸びして合わせた歩幅も
今日で終わりにするの
あゝ東京タワーの灯が滲むころ
私の恋物語は幕を閉じる
甘いドルチェも苦いエスプレッソも
あなたのいない場所では味気なくて
ピンヒールで歩く朝愛されたくて
微笑んだけど
バイバイ私の甘い嘘みたいな恋
【ベルベットグリット】 歌詞
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ドアに陰のネオンが映り込む
小さなフレームの私
ラベンダー色のドレスの裾
あなたには見えているの?
カウンター越し 鏡の奥で
受話器を握る 横顔が遠い
「ただの客だよ」
そんなセリフで
ごまかさないでよ
愛され慣れた
あの彼女の影が揺れる
私だけヒロインになれない
「お前は強い女さ」なんて
都合のいい言葉で
誤魔化さないで
その指先は
別の誰かを 探していること
最初から知っていたのに
あゝ 恋のオーダーストップは
いつもあまりに突然で
苦いリキュールが喉を刺すわ
涙と一緒に飲み干してやるから
六本木の雨よ メイクを滲ませて
綺麗さっぱり 消えてあげる
最後のプライドだから
ねえ、私を忘れないで
【Rouge for night】 歌詞
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ネオン 街の裏通り 息を潜めるように
背伸びして歩くの 慣れないピンヒール
あなたの前では いつも微笑んで
タバコの煙に 隠した片想い
「子供の戯れだよ」って笑うんでしょ?
その優しさが一番 ズルくて痛いんだよ
グラスの底に 沈んだルージュの赤
私の恋も こうして溶けていく
「次の店に行こう」時計を見る癖
いつものパターン 飽きちゃったのよ
強がる心 メイクで固めて
「お先にどうぞ」背中を向けた
Mirror, Mirror on the wall
恋はいつだって 賭け引きなのね
リップで描いた 赤いハート
あなたのためのサイン だけどもう使わない
「またね」じゃなくて「サヨナラ」よ
このまま夜の闇に 溶けてゆきたいの
二人の距離は 埋まらないと知っていたのに
【最終便は真夜中に】 歌詞
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地下鉄の最終便 乗り込んだらもう
誰かのものになる あなたの背中
タクシー拾う 雨の交差点
「ありがとう、また今度ね」って軽いキス
「都合のいい場所」そう思われても
甘い言葉ひとつで 許してしまう私がいた
背伸びした恋の 終わりの始まり
わかってたはずなのに 胸が締め付けられる
パープルのライト浴びて 踊るマリオネット
誰のためのショー? あなたは見ていない
ラストオーダー近い テーブルを挟んで
Ah, ミッドナイト・ブルーの涙
拭うヒマもなく 鏡を見るわ
リップで引いた 境界線
これ以上はみ出さない 大人になるから
バイバイ、私の恋人ごっこ
今夜でこの場所も 卒業するわ
サヨナラ、一番好きだった人
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NEMUKO MUSICについて
今回のショートストーリーとオリジナル歌詞、いかがでしたか?
ぎゅっと苦しくなるような切なさを閉じ込めるように毎回心を込めて作詞作曲しています🥂
応援よろしくお願いします(´▽`*)
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